いつでもどこでも一人でもできる、最も身近なSDGs貢献活動
SDGsや環境問題解決につながるポイ捨てごみ。アプリを通じて仲間を見つけ、地球からポイ捨てごみを拾いつくそう。詳しくはこちら
ポイ捨てごみとSDGsの関係とは?
国際社会共通の目標として定められたSDGs。SDGsが掲げる17のゴールは、貧困や不平等、環境問題などの世界規模のテーマばかりですが、実は、とても身近で気軽に取り組めることがあります。街に落ちている「ポイ捨てごみ」です。
ポイ捨てごみ問題と関係がある番号は以下の通りです。
環境や街の美化に深刻な影響を及ぼすため、飲料メーカー等さまざまな企業も解決に向けた取り組みを始めています。「SDGsに取り組んでみたいけれど、自分には何ができるのか分からない」という人に向けて、ポイ捨てごみとSDGsの関係性や効果的な取り組み方をご紹介します。
SDGs ゴールとポイ捨てごみ
漁業や観光など、豊かな社会づくりに必要な海の恵みを享受できるよう、海洋の保全に取り組む項目です。近年、注目されているのが、プラスチックの海洋流出問題です。毎年、少なくとも800万トンに及ぶプラスチックが海洋に流出していること、川や海を漂ううちに小さく砕け、3~5mmのマイクロプラスチックになっていることが分かっています。マイクロプラスチックは回収が難しく自然に分解されないため永遠と海を漂い続け、魚や海洋生物に取り込まれる可能性があります。その流出源として「ポイ捨てごみ」の関係性が指摘されています。私たちが暮らす街なかのポイ捨てごみが水路や河川をたどり海に流出するのです。
「住み続けられるまちづくりを」は、誰もがずっと安全に暮らせる街づくりを目指す項目です。便利な都会の暮らしですが、人が集まることによって大気汚染や交通渋滞、災害による被害防止などの様々な問題があるため、対応策が必要になります。大きな問題の一つがごみ問題です。街がごみだらけになると、美化や衛生の観点から快適な生活を送りにくくなり、環境に重大な影響を及ぼす可能性も。ごみが放置されることで治安の悪化につながる可能性を示唆する研究もあります。家庭や企業から出たごみを回収して適切に処理する仕組みがありますが、見過ごされがちなのがポイ捨てごみ。快適で安全な街を維持するために、小さな一歩でも、ごみを拾うことも大切です。
「つくる責任つかう責任」は、人間の生産と消費のサイクルを持続的な形で確保することを目指す、SDGsの12番目のテーマです。地球の資源には限りがありますが、世界では人口が増え続けています。そのため、商品の生産を効率化したり、廃棄物のリサイクル・リユースを促進して廃棄物の量を大幅に削減することが求められます。実は、街中のポイ捨てごみには、缶やペットボトル、プラスチック素材のフィルムなど、本来はリサイクルで生まれ変わるべきものがたくさん含まれています。これを、ただ放置したままにせず、拾って本来のリサイクルのプロセスに戻して適性な処理をすることで、「つくる責任つかう責任」の進捗に貢献できるのです。
ポイ捨てごみ問題の解決に向けて
街のイベントやSNSを活用して、まずは拾ってみよう!
学校や職場、家の近くなどで当たり前に見かけるポイ捨てごみ。そのまま放置すると、河川や水路を通じて海に流出し生態系に甚大なダメージを与えたり、また、資源消費にも影響を及ぼすなどSDGs達成に悪影響を及ぼしたりする可能性があります。とても身近で世界規模の問題にかかわるテーマなのです。解決方法は簡単。一人ひとりが拾うことです。とはいえ「始めるきっかけがない」「やり方が分からない」。そんな場合は、自治体やNPOが主催するごみ拾いイベントに参加してみる方法があります。他にも、ごみ拾い活動に特化したSNSアプリといった選択肢も登場し、アプリを通じて世界中にごみ拾い活動の輪が広がっています。ポイ捨てごみを拾うことは、いつでもどこでも一人でも始められる、最も簡単なSDGs貢献。始めてみてはいかがでしょうか。
世界111ヵ国で拾われた「ありがとう」が届くごみ拾いSNS
運営組織
ごみ拾いSNS「ピリカ」は、科学技術の力で環境問題の克服を目指すことを事業目的に掲げるソーシャルベンチャー、株式会社ピリカが運営しています。現在は、ITや工学、化学などの技術を駆使してポイ捨てごみをはじめ、マイクロプラスチックなど、ごみの自然界流出問題に注力。SNS「ピリカ」以外にも複数のサービスを開発・提供しています。2021年、環境スタートアップ大臣賞を受賞。
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